特許庁への出願書類の提出や登録料の納付など、権利を取得する上で必要な手続きは原則としてオンラインで行うことができます。

このため、基本的には事務所にいながら特許庁へ書類を提出できるのですが、中にはオンラインでは提出できない書類もあります。

こういう書類は、直接特許庁へ持っていくか、郵送することになります。

特許庁へ直接持っていくと、窓口で内容をチェックしてもらえるというメリットがあります。

自分で提出しているわけですから間違いなくその時点で提出は完了しますし、その場で内容に不備がないことのお墨付きをもらえるので、かなり安心度は高いです。

また、提出書類の控えを持っていくと、その場で受領印を押して返してくれるので、クライアントに対して「きちんと提出しましたよ」という証明にもなります。

独立当初は、その場でお墨付きをもらえるという安心感が魅力で、よく特許庁まで書類の提出に行っていました。

ただ、最近は時間的な問題もあり、ほとんど郵送で提出しています。

郵送の場合でも、控えと返信用封筒を同封して一言添えておけば、1週間もしないうちに受領印を押した控えを送り返してくれますので、実際はこれで十分です。

事務所によっては送るだけで控えを送り返してもらっていないところもあると思いますし、そこまでする必要はないのかもかも知れませんが、クライアントから依頼を受けて仕事をする以上、提出が完了したことの報告は必須ですし、そのためには受領印が押された書面がどうしても欲しいので、うちではそうしています。

余談ですが、返信用封筒に80円切手を貼っておいたところ、控えの枚数が多くて90円かかったことがあります。

その時は受け取り時に差額を払うことで事無きを得ましたが、返信用封筒に切手を貼り忘れたらどうなるんでしょうね?

さすがに試す勇気はありませんが・・・

弁理士 藤田壮一郎